ステージ・カフェ Stage Café
公演の合間に語り合う、つかの間のひととき…。
ここは郡 愛子のステージ・カフェ。

 

2009年10月 プロモーション資料
郡 愛子~2009年秋のリサイタルとCDアルバムについて
●<郡 愛子リサイタル2009~いちばん大切なもの> 2009年10月27日(火)19時開演/紀尾井ホール
●CDニューアルバム<Voices II> 2009年10月28日(水)リリース
 郡愛子は、1994年から現在までの15年間、ほとんど毎年のように自主リサイタルやライヴ活動を重ねてきたことによって、今や見事なまでに『郡愛子の歌の世界』を創り上げてしまった。聴衆の心と体までをも包み込んでしまうような温かくもボリューム感いっぱいの中高音、そして心の奥底まで沁み込むピアニッシモの歌声がファンの心をとらえて離さない。おそらく、オペラ・クラシック界に籍を置き、尚且つ第一線で活躍を続ける歌い手の中で、彼女のようなタイプの歌い手は他に例を見ないであろう。
 そのような郡愛子がだいじにしてきた自主リサイタルとは、「ジャンルの垣根を超え、様々な歌を通して今を生きる人間同士が感じる不安や心の痛みを分かち合い、快い涙を流していただくとともにお腹を抱えて笑っていただけるような、お客様方の“心のマッサージ”となるコンサート」 をコンセプトとしたものだ。
 そのため、選曲、構成、お喋り、リサイタルのタイトルにいたるまで徹底的に拘る。
 今回のリサイタルのタイトル<いちばん大切なもの>について、郡は語る。
「座右の格言集に書かれている “なにをいちばん愛しているかは、失ったときにわかる” という、おそろしくも的確なことばに数年前から刺激を受け、これは同様に “なにがいちばん大切かは、失ったときにわかる” という意味だと感じました。
 それ以来、判断の岐路に立ったときはこのことばを思い出し、いちばん大切なものを失って後々後悔しないようにと心がけています。よく言われることですが、正に昨今は世の中が混沌としていて、なにがいちばん大切かということが見失われがちです。お客様に押し付けることなく、おそらく自然にコンサートの流れの中で“いちばん大切なもの”を、感じ取っていただけるのではないかと思います」。
 また郡は、作詞、訳詞までをも手がける。これも元々は、自身がリサイタルのたびに送りたいメッセージを作る作業の一環として創めたことだという。
 今回は、フランク作曲「天使の糧」に自身の詞を付け、曲名を「神の恵みを」とした。ショパン作曲「ノクターン第2番」にも詞を付け、歌としての曲名は「いちばん大切なもの」。サラサーテ作曲「ツィゴイネルワイゼン」のUn poco piu lent部分のメロディーにも詞を付けて、「出会い」というタイトルの歌に変身させた。
 郡の自作詞の曲はもとより、大中 恩作曲の「きのうまでの愛」、プーランクの「愛の小径」、さらにはNHK連続テレビ小説『だんだん』の劇中歌として話題となった「いのちの歌」など、内面の表現力に卓越した郡ならではの歌の数々が、今回のリサイタルのプログラムに並ぶ。
 さらに郡は今回のリサイタルの中で、翌10月28日に発売される自身のCDアルバム「Voices II」の収録曲全7曲を歌う。昨年スタートしたアルバムのシリーズ2枚目で、このアルバムの特徴は、毎回7つの異なった括りの中から選曲する点だ。
 オペラ『カルメン』より「ハバネラ」、イタリア古典歌曲「愛の喜び」、カンツォーネ「ケ・サラ」、日本のスタンダード・ソング「誰もいない海」、フォーク・ソング「昴」、歌謡曲「りんご追分」、郡自身の作詞によるオリジナル曲「おかあさん」、以上が収録曲となる。
 なかでも「おかあさん」は、この「Voices」のプロデューサー近藤浩章と郡愛子のコンビで1995年に制作した初アルバム『ときめきに今』に収録するために、郡が詞を書き、近藤がこれに曲を付けた想い出深い歌。郡にとっての理想のおかあさん像を描いた感動的な歌で、聴く人の涙を誘った名曲だが、当時の演奏時間が少し長かったためにこのたびはこれを縮小し、より聴やすく、またリスナーにとっても覚えやすい曲とした。14年の時を経た今日、新しいヴァージョンの「おかあさん」は、きっと“今こそ必要な歌”となるに違いない。
 来年歌手生活35周年を迎える郡愛子の、エネルギッシュな活動と飽くなきチャレンジ精神は、年代を超えて多くの人たちを元気付ける。
[文書作成=郡 愛子 コンサートプロジェクト]
2006年11月18日(土)讀賣新聞 夕刊
「エンターテインメント アラカルト」掲載
メゾソプラノの郡愛子が「葵上」
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2006年4月30日(日)新潟日報
「思い出のあの本この本」掲載
※2007年7月19日、著者であられる河合隼雄先生が亡くなられました。心よりご冥福をお祈りします。(郡 愛子)
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